あなたを狭い世界に閉じ込めてしまう甘い誘惑。それは「私は正しい」という感覚。
更新日:2022年1月23日
チームやグループでひとつのことに向かっていく時・・・
方向性やミッションなど、たくさんの<決めごと>が浮上してきますよね!
チームで何かを決める時、どんなカタチで決めますか?
・多数決が無難かな〜
・その中で一番権威のある人の意見に従っていたら間違いない
・とことん話し合う・・・口喧嘩、上等!
・意見を通すために、スネてみる
などなどなど
平和的に相手の話を聞いているように見せかけながら・・・
「え、私が言っていることのほうが絶対に正しいのに〜」
「一応聞いておくけど、最後には、私が決める」
「あの人の言うことに賛成していたら、あとあと楽だろう〜」
という心のつぶやき。

これらの<心のつぶやき>は、チームワークにとって実はとても危険なもの。
「私は、正しい」・・・という考えが、自分が正しいと思いこんでいる狭い世界にあなた自身を固まらせてしまいます。
実際にあなたからみると「正しい」ことに間違いないのですが、それ以外の可能性からあなたを締め出してしまいます。
すると、新しい発見や成長・・・の扉が閉ざされてしまうことになるのです。
「私って正しい」という感覚は、とっても魅惑的ですよね。
それが、実は自分の可能性を閉じてしまう感覚だなんて、ちょっと罠にかかってしまうような気分です。
私たち地球人は、ひとりひとり異なった経験や記憶、考え、文化、特徴を持っています。
「正しさ」も、人の数だけ存在します。
ひとりひとりが、自分の正しさに固執していたら・・・私たちの違いが興味や関心よりも、<相手への敵対心を生む>方向へと進んでいってしまう。
それは、悲劇的な欠陥です。
おたがいに、性格や考え方は異なるけれども、創りたい未来や運命を共有し、一緒に進んでいく
そんな道を歩いてみたいと思いませんか?
