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映画「あやしい彼女」から学ぶ 人の痛みを感じる魔法

俳優の多部未華子さん、とても可愛いです。

気になりついでに、ちょっと前の映画 #あやしい彼女 を見てみました。



私にとって、大きな学びのシーンをひとつ紹介します。






主人公:大鳥節子(多部未華子)がショッピングセンターを歩いていた時・・・

赤ちゃんを抱いたお母さんと、4歳くらいの男の子とすれ違います。


男の子「買ってよー」

母親 「だめ」」

男の子「いやだ買って」

母親 「お兄ちゃん、行くよ!いいかげんにしなさい」


男の子、母親にぶたれる。

そして、大声で泣き始める


周りで見ていた人は

「虐待?」とひそひそ声で母親を見る


それを見ていた節子さんは


男の子の元に駆け寄り

「大丈夫。もう泣かない〜ほら、ほら、ほら、大丈夫。」


そして、お母さんの元に行き、抱っこしている赤ちゃんを見て


「まだ3ヶ月ぐらいかね〜。

今が1番大変な時だ・・・

夜も寝かしてくれないんだろう。そりゃイライラもするさー」


そして、また男の子の元に行き


「僕。僕もよくがんばったね。大きな声でよく泣いた。

急にお兄ちゃんになっちゃったからなぁー。

お兄ちゃんになると大変だよね。」


「お母さんも僕も2人ともよく頑張ってるね。2人ともえらいね」


するとお母さんの強張っていた顔は和らいで、男の子と同じくらいの大きな声で、泣きはじめたのでした。


 


子どもを叱りつける母親を見て「虐待!!!」と、自分の正しさを押し付けることもできるし、子どもに同情し、母親を悪者のレッテルを貼ることもできる。

大きな声で泣き叫ぶ子供に対して、しつけができていないと見下すこともできるだろう。


でも・・・・


近づいていって

目の前にいる人の痛みを感じる、

その人の経験を理解する、

その人が見るように見てみる


相手の今いる立場を本当に感じることができたら、

この主人公のように魔法が起こせるんじゃないかな・・・


私はそっちを信じたい。


これは、悪いことを見逃しているんじゃないか、とか、そんな甘い考えでは通用しないいう心配と混同されてはいけないと思う。


「目の前の人と一つになる」瞬間が、自分自身の周りから創っていけたら

地球という場所が、あっという間に優しい場所になるんじゃないかなと

感じさせてくれた映画でした。






写真はフリー画像より。

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