友人たち数人が、テレビドラマ「僕らは奇跡でできている」にとっても感動した・・・
という話を聞いて、ボチボチAmazonプライムで見ています。

物語に登場するのは、動物と絵が大好きで、一方で、活字を見たり理解するのが不得意な小学生のKOICHIくん。
好きなことに好奇心たっぷりで、夢中になった時の集中力のすごいこと!
そんなKOICHIくんのテストの点を見て、わが子の将来について不安を募らせるお母さん。
なんとか学校の勉強に追いつかせようと塾に通わせますが、なかなか思うように結果が出ず、不安とイライラは募るばかり。
「あの子のためにも人並みにできるように、私がなんとかしなければいけないんです。
やればできるということを教えてあげたいんです。」
というお母さんに、KOICHIくんと心通う主人公のかずきさんは、こう答えます。
「子供の頃、人と同じようにできなくて、学校で先生でに怒られてばかりでした。
僕を馬鹿にしたようなことを言う人たちもいて、学校は大嫌いでしたが理科は大好きでした。
(中略)
すごいって言われるのが嬉しくて、もっとすごいって言われたいと思いました。
すごいって言われたいから、理科クラブを続けました。
でも、生き物の事は絶対負けたくないと思っているうちに、
すごいことやらなきゃって思うようになりました。
そしたら、生き物の観察が楽しくなくなりました。
辛くなりました。
(中略)
そんな僕を見て、おじいさん(かずきさんの祖父)は笑っていました。 できてもできなくても、僕はいてもいいんだなーって思いました。
そうしたらよく眠れるようになりました。
生き物の観察をまたやりたいって思いました。」
KOICHIくんのお母さんのガチガチだった心がとけはじめます。
お母さん
「(不安とイライラは)だめな子だっていう目で見ていたからだと思います。
学校で悪目立ちしてると思った。
ダメなのは私でした。 KOICHIがみんなと同じようにできなくて、だめな母親だって思われるんじゃないかって。
不安で。」
かずきさん
「誰がそう思うんですか?」
お母さん
「そうですよね。
見えない敵を自分で勝手につくっていました。
私、KOICHIのことがうらやましかったのかもしれません。」
見えない敵の正体は、実は、自分の頭の中にいます。
この見えない敵は、こどもへの愛情を、不安や強制、コントロールに変えてしまいます。
「愛するわが子にとって、いいお母さんになりたい」と願うなら
頭の中の、色眼鏡、価値観、ジャッジメント、フィルターという<見えない敵>を手放すこと・・・これが大きな助けになります。
そして、手放す方法<アバター>があります。
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