<思考は現実化する>
自己開発、自己成長の書籍や手法を学んでいる方には、なじみのあるセオリー。
単なる望みを持つことと、願望を現実のものとして受け入れようと心の準備をすることは、もともとまったく違うことなのである。
必ず実現すると心から信じないかぎり、 願望を受け入れようとする心の準備はできない。
それにはまず 信念を持つことが必要である。
ナポレオン・ヒル「思考は現実化する」
自分が何をどう信じるかによって、自分の現実が決まる。
何かを現実にするためには、それを信じなければならない。
他の人にとっても現実となるためには、彼らがそれを信じる必要がある。
信念を管理しきれない度合いに応じて、現実は自分にはコントロールしきれないものであり続ける。
ハリー・パルマー「Living Deliberately 自分が決める人生の生き方」
望む現実を創るための<信念>を持てば良いんだ・・・
と、<信念>を持ってみても、それがうまくいくことも、失敗に終わることもある。
その違いは、何なのでしょうか?
あることを信じていると口では言いながら、それを実際には経験していない場合は、何が起こっているのでしょう?
「パートナーは大切だ」と言いながら、正直につながれず、味気ない家庭生活。
「チャレンジし続ける人生」と言いながら、同じことのくり返しの毎日。
「子供の成長を見守る」と言いながら、感情に流されている。
「成功する」と言いながら、日々しなければならないことにおわれてしまう。
etc
望まない状況から抜け出せない・・・
本当には、何を<信念>として、持っているのでしょう?
例えば・・・
「自分からつながったら、負けだ。」
「一度失敗したら、二度目はない。」
「私が、正しいに決まっている。」
「完璧にやっていないと非難される。」
etc
信じたいと思っていることと
本当に信じていることの違い。
これが人生に混乱や葛藤、停滞を生み出します。
そして、本当に信じていることは「これはそういうものだ」という無自覚な前提=無意識の中に隠れているため、それを見つけるには、ありのままを感じる勇気と、ある程度、無防備になるという勇気が必要です。
この自分が本当に信じていることを見つけることが、「思考は現実化する」の熟達者になるコツです。
あなたが本当に信じていることを見つけたら、アバターのテクニックを使ってそれを変えることができます。
そうすればあなたが経験していることが変わります。
あなたが本当に信じていることが見つかるまでは、あなたは上から重ねて信じていることになるので、あなたが経験することは表面的にしか影響を受けません。
ハリー・パルマー「Belief Managementミニコース」より
今日、自分のこころをよく観てみることで、
明日の苦しみから自分をどれだけ守れるか!?
それを知ったら、何をさておいても自分の意識を探検することでしょう。
そして、それについて自分自身で「何かができる!!」と発見することは、とても大きなステップです。
その発見には、正面から探検する努力と勇気が必要です。
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