意識を探検することのご褒美は
自分の未来を大きく変えるような<力>が
自分の中に、もうすでにあると気づくことです。
気づくという経験を通して、
自分の人生を舵取りして意図的に生きるという自由を取り戻す・・・
アバターツールを探検している友人:老舗旅館5代目女将でもある勝崎ゆきさんから
<気づく>という探検の貴重なお話をお聞きしました。
父と別れたのは、6歳の時でした。
今、48歳ですから、あれから42年も経ちました。
亡き父の再婚相手の方から息子の入学祝いをいただいたり、
なぜかこのタイミングで叔母から、父との写真をもらったりして
ふと、
「父とのことをアバターツールで探検してみたらどうかな?」
と思ったのです。
自分にも隠してきた拒絶と分離感
これまで、
「父のことを恨んでもないし、いなくなったことは私には何の影響もない」
と、思ってきました。
けれど、私の心の中にあったのは
私の人生の中に、父は「いない」という感覚。
そう、
<父>とは思っていない・・・という拒絶と分離感でした。
この拒絶と分離感は、どこかで私の<今>の人生で影響しているだろう・・・
そして、助けになっているというより、致命的なほど力を奪っているということは、
これまでのアバターコースの探検の成果で、気づいていました。
人生で、何度も何度も脳裏に浮かぶ、父との別れ際の光景。
その日、父は久しぶりに家に帰ってきて、おばあちゃんとお母さんと話をしていました。
しばらくすると、おばあちゃんがすごい剣幕で私の部屋にやってきて来て、
「お父さんが何を言っても、うんと言うな」と、怖い顔で言うのです。
そして、そのあと父が部屋に入ってきて、ふたりで話をしました。
これが、父との最後の日になりました。
「6歳の私に何ができたっていうの?」
「私は、何も悪くない」
という想い。
でも、無意識に、このことがひっかかっているのは、確かでした。
アバターの中の誠実さを探検するツール(手法)を使って
この出来事について自分の内側を見つめてみると・・・
すると、探検の中で、忘れていた記憶が、ふと浮上してきました。
あの時、お父さんは部屋に入ってきて、こう聞いてくれたんです。
「お父さんと一緒にいくか?」
‥‥‥私は、返事をしませんでした。
私は、ただ、祖母に怒られたくなくって、
祖母の言いつけに従うことを選んだのです。
そう、その時、力ある者に<従う>ことを、私が決めたのです。
決めたのは、私。
一緒について来るかどうか、ひとりの人間として、私に聞いてくれた父。
父の心からの言葉を受け取らず、感じることもしなかった。
そして、力に<従う>ことを決めた私。
これが6歳の私が、父にしたことでした。
ほんの一瞬の出来事が、 それからの人生に隠された影響を及ぼしていた
<従う>ということを自分で決めていたと気づいた瞬間から、
私の中で、過去の呪縛が急速に、とけはじめました。
ずっと不思議だったことの答えと、父との出来事がつながっていた・・・
と、突然、わかったのです。
それは、人生でくりかえし起こる「自分の望んだ道に進めない」という経験。
人生の分岐点で、夢に向かおうとするのですが、不思議とそちらにいけないのです。
小学校のことから憧れていた夢「美大に行く」ために
祖母の反対を押し切ってデッサンの教室にも通ったのに、
なぜかいろんなことがおきて挫折してしまい、結局家業に入ってしまう・・・
などなど、あらゆる分岐点で、まるで呪縛のように自分の道を進めない。
自分で、自分にも隠していたけれど、
進路を決める時、社会人になる時、
どこかで祖母の期待に、無意識に応えようとしていた私がいたんだ・・・と、
今ならはっきり認めることができます。
それは、「おばあちゃんに従う」と決めたあの6歳の瞬間からスタートし、
私のこれまでの人生に影響を及ぼしていました・・・
人生の中でつきまとっていたお父さんに対する<拒絶と分離感>
自分がそう感じるようになった本当の理由を、自分からも隠してしまっていた。
お父さんを拒絶した本当の理由は、お父さんを悪者にすることで、
自分が冒した罪の意識によるダメージを感じなくていいという心のトリック。
つまり聖人から1ドルを盗むよりも、
別の泥棒から1ドルを盗むほうがずっと罪が軽いというわけです。
「個人的誠実さ」のミニコース 著 ハリー・パルマーより
そして、自分の気持ちを誤解するにつれて、人生は思い通りにならない方向に向かいます。
会話の最後に彼女は私にこう言いました。
「私は、自分の望む道を進めなかったと思っていたけれど、
本当は、決めていることを経験していただけなんですね。
従うと決めていたから、これまで自分の望む道を進むことができなかった。
とてもシンプルなことです。
だから、次は「自分の望む道を進む」ということ心から選んで、
それを経験することができるって、今、確信が持てます。
高い気づきに向かうあなたの進歩の度合いは、
あなたが正直に気づいたことの数によって測ることができます。
ものごとのつじつまが合い(あるいは合わなくなり)始め、展望が広がり、
出来事にはパターンがみえます。
自分の人生の舵取りをして意図的に生きるという可能性が、現実のものとなります。
隠された影響は光の中へと溶け去ります。
アバターの道 著 ハリーパルマー
隠された影響に、光が差し込む瞬間・・・
自分の人生を、自分で舵取りできるという確信・・・
これは、何にも変えられない人生の贈り物です。
<並外れた人生>をおくりたい・・・
人生をワクワクしたい人への冒険のチケットは、
今、あなたが持っています。
勇気を奮い起こして探検の旅に出てみませんか? 次のアバターコースは・・・
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